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【MD】リンクReg.フェス苦戦中…

【MD】リンクReg.フェス苦戦中…

こんにちは、先週金曜日からマスターデュエルで『リンクReg.』が始まってますね。
全然勝ててませんまだブロンズ帯を彷徨ってます、湊月ナハトです。

というのも、私『ヌメロン』がカード化して以来……つまり2020年以降この2年間【ヌメロン】デッキか、『ヌメロン』と別テーマを組み合わせたデッキ(必然的にエクシーズテーマが多くなる)しか握ってなかったんですよね。
というか、カード化前にもアニメ効果で友人とプロキシデュエルやったりで、3年別テーマなんか触ってないっていうか。
3年前って10期じゃんもう11期も終わるよとか(恐怖)

なので、今回10期で遊戯王に復帰した当時に組んだ【呪眼】デッキで遊んでるんですが……。
まあ勝てない。勝てたことがない!

ですので今回はデッキ紹介こそしますが、勝てる動きとかなんかそういう崇高なものは皆無ですので対戦よろしくお願いいたします(おい)
……というか【ヌメロン】デッキが使えないフェスやレギュにモチベ無さすぎて自分でも素直すぎて笑う。

デッキレシピ

では、今回のレギュレーションにおける使用デッキを見ていこう。

待て誰だ貴様!?我と似た声をしおって!!

私は佐藤浩二。デュエルアカデミアで講師をしている。
今回は【呪眼】デッキの紹介ということで私が呼ばれたんだ。

なるほど。エリファスでは荷が重いというやつか。
よかろう。まずはモンスターから共に見ていくか。

①:モンスター

今回のメインデッキにおけるモンスターは以下の通りです。
(画像の表示順に並んでます)

  • 儚無みずき(3)
  • 呪眼の眷属 カトブレパス(1)
  • 呪眼の眷属 バジリウス(3)
  • E-HERO ヘル・ゲイナー(1)
  • 呪眼の死徒 サリエル(3)
  • 呪眼の死徒 メドゥサ(2)
  • E-HERO シニスター・ネクロム(1)

ん?なんかおかしいのが2体ほど混ざってる?まあ、おいおい説明していきますって。
それでは順々にコメントしていきます。

●『儚無みずき』
こちらは相手が特殊召喚するたびに、その攻撃力分だけライフを回復できる手札誘発娘ちゃん。
『増殖するG』のライフポイント版みたいな効果をしています。
【呪眼】では、後述の『セレンの呪眼』によるライフコストを払えなくなったり、ライフが減りすぎて些細なダメージで敗北することになりがちなのでライフポイントは回復したいところ。
もしくはライフ回復を嫌がるお相手は特殊召喚を断念してくれたりするので、【呪眼】デッキでは相性の良い誘発娘ちゃんですね。


●『呪眼の眷属カトブレパス』/『呪眼の眷属バジリウス』
こちらの2体は、フィールドに自身以外の「呪眼」モンスターがいれば、『呪眼の眷属カトブレパス』は墓地より、『呪眼の眷属バジリウス』は手札より特殊召喚することが出来ます。
2体ともレベル3の闇属性とステータスがいいので、普段のレギュレーションではランク3の『彼岸の旅人ダンテ』になり墓地肥やしをしたり、闇属性2体で融合召喚する『スターヴヴェノム・フュージョン・ドラゴン』にしたり出来るのですが……。
このデッキでは『眷現の呪眼』のトークン2体とリンク素材になるくらいしか特にないです。
一応カトブレパスは「呪眼」魔法・罠カード1枚に効果破壊耐性を付与できたり、バジリウスはデッキから「呪眼」魔法・罠を1枚墓地へ送ることができます。
問題はバジリウスはともかく、カトブレパスを召喚権使わずに場に出せるタイミングがないんですよね。なので1枚採用にしてます。


●『E-HEROヘル・ゲイナー』

……少し聞きたいが良いかな。
どうしてこのモンスターを採用しているんだい……?

そういえばお前とは因縁浅からぬモンスターだな(GX履修済みの神)。
ちなみに採用理由はこのリプレイを見るがいい。

これはソロモードの覇王デッキと対戦している際のものだ。
故に我のフィールドに『E-HEROヘル・ゲイナー』が存在している。

君のエースは光属性悪魔族。
つまり『E-HEROヘル・ゲイナー』の効果で2回攻撃を付与できるわけだな。

『E-HEROヘル・ゲイナー』は自身を2ターン除外することで、自分の悪魔族モンスターに2回攻撃の効果を付与することができます。
画像のデュエルでは、『CNo.1000夢幻虚神ヌメロニアス』の効果で相手墓地より『E-HERO ヘル・ゲイナー』を蘇生、そのまま除外することで悪魔族のヌメロニアスが2回攻撃できるようにしています。
(攻撃力10000あるから1度のバトルで相手のライフが尽きる?それはそう)

『呪眼』モンスターは全て悪魔族であり、『呪眼の死徒サリエル』1体によるビートダウンになりがちなので、召喚権が余っていれば2回攻撃できるというのは割と助かります。
なので1体だけですが採用しています。


●『呪眼の死徒サリエル』
このデッキのエースモンスターですね。
『セレンの呪眼』を装備している際、特殊召喚されたモンスターを破壊できる効果が相手ターンにも使用できて便利です。
ただし、この効果を発動後の次のスタンバイフェイズに自分のフィールドのカードを選んで破壊しなければならないので、重要なカードしかなく泣く泣く破壊対象に選ばなければならないことがあります。
なので『アーティファクト・デスサイズ』や【破械】など、”破壊されること”をメリットとする効果を持つものと組むのがおすすめです。
普段のレギュレーション(というかOCG)では、私も『アーティファクト・デスサイズ』を採用していますが、リンクReg.では入れれなかったので断念。
また、召喚時にデッキから自身以外の「呪眼」カードをサーチできます。だいたい『灰流うらら』を投げられます。無念。


●『呪眼の死徒メドゥサ』
サリエルくんのライバルおねえさん。いつも勝てない(重要)。
それはともかく、召喚時に墓地より自身以外の「呪眼」カードを手札に戻す効果を持っています。
また、「セレンの呪眼」装備時は相手の墓地よりモンスターを1体選んで除外できます。
そしてサリエル同様、この効果を発動後の次のスタンバイフェイズに墓地のカードを1枚除外しなければなりません。

書いていて思ったのだが、『呪眼の死徒サリエル』も『呪眼の死徒メドゥサ』も
我の『ヌメロン』カードと相性がいい気がしてきた。

サリエルの②または③の効果を使用すれば、『CNo.1ゲート・オブ・カオス・ヌメロン-シニューニャ』をモンスター効果で破壊できる。
メドゥサの③の効果による除外も、『No.1』〜『No.4』と『ヌメロン・ネットワーク』を選択すれば、デメリットではない。

そもそもシニューニャの効果は自身の効果による除外以外でも発動できるのでな。

……これは……組むしかないのか……??
まさかの新しいデッキが浮かびましたが残り1体のモンスターを忘れないうちにご紹介します。


●『E-HEROシニスター・ネクロム』

これは確か【呪眼】と同じ時期の、『レジェンドデュエリスト編5』で登場した十代くん……いや、覇王の新規カードか。
墓地の自身を除外し手札・デッキより自身以外の『E-HERO』を特殊召喚できる。

このデッキでは『E-HEROヘル・ゲイナー』を特殊召喚することになる。
そもそもダンテを採用できない故、あまり墓地へは行かないが……。

墓地肥やし担当大臣ダンテさん使わせてください(切実)
思ったより墓地へ行くタイミングがないんだ……。
同じく墓地効果持ちの『呪眼の眷属カトブレパス』は『彼岸の黒天使ケルビーニ』で墓地に送ることもできるんですけどね……。


ま、まあ気を取り直して魔法・罠も見ていきます。

②:魔法・罠カード

というわけで、今回採用している魔法・罠カードは以下になります。
(※レギュレーション的に『テラ・フォーミング』や眷属たちに使用する融合カードは入ってません)

  • ハーピィの羽根箒(1)
  • 喚忌の呪眼(3)
  • 眷現の呪眼(2)
  • セレンの呪眼(3)
  • ゴルゴネイオの呪眼(2)
  • チキンレース(3)
  • 呪眼領域ーパレイドリアー(3)
  • ドン・サウザンドの契約(1)
  • 静冠の呪眼(1)
  • 惨禍の呪眼(2)
  • 神の宣告(1)
  • 断罪の呪眼(2)
  • 死配の呪眼(1)

では順々にお話ししていきます。

と言いたいところだが、まずは【呪眼】魔法・罠の特徴を話しておこう。

【呪眼】の魔法・罠は、装備魔法2種類(セレンとゴルゴネイオ)を除くと、『セレンの呪眼』がフィールドに存在する時により強力な効果になるという特徴があります。
なので、『セレンの呪眼』がない状態でも使えなくもないけど、あった方が強いし便利。
つまり【呪眼】デッキは「呪眼」モンスター(というかサリエル)+『セレンの呪眼』の体制を整え、維持しながら戦わなければ本領発揮できないわけです。つれーわ。

まあ『ゴルゴネイオの呪眼』に関しては、魔法・罠ゾーンに存在する限り「セレンの呪眼」として扱う効果を持っているのでこのデッキでは実質5枚体制です。

あと喚忌(かんき)だの、死配(しはい)だの当て字とかっこいい単語が多く、効果を把握しづらいので整理しておきます。

カード名などEXデッキから直接呼び出すから『ヌメロン・ダイレクト』、
No.1〜4はサンスクリット語でそれぞれ1〜4というくらいが、分かりやすくかつかっこいいので良いのだが?

ちなみに私の相棒……エースは『スカブ・スカーナイト』という。

瘡蓋・傷跡の騎士……すごく痛そう(小並感)

というわけで、【呪眼】魔法・罠の効果を整理していきます。
文章で打つと長くなるので、それぞれ以下の方法で示しますね。

●『カード名』
セレンの呪眼なし:効果
セレンの呪眼あり:効果
ひとこと解説



●『喚忌の呪眼』
なし:手札・墓地から「呪眼」モンスター1体を特殊召喚
あり:手札・墓地・デッキから「呪眼」モンスター1体を特殊召喚
「禁忌を喚ぶ」という字からも想像できる通り、「呪眼」モンスターを特殊召喚できます。
サリエル/ゴルゴーネは召喚時にしか効果を発動できないので、基本的に『セレンの呪眼』装備後に眷属たちを特殊召喚することになります。


●『眷現の呪眼』
なし:トークン1体生成
あり:トークン2体まで生成
トークン(眷属)が現れます。以上です。
このカードのおかげでリンク召喚がしやすくなりました。
このトークン2体でゴルゴーネ、もう一体場に眷属がいればザラキエルまで連続リンク召喚ができます(2回攻撃の攻撃力2600を素材にする効果は使えないけど)。
なお発動後は悪魔族しか特殊召喚できませんが、墓地除外でターン中「呪眼」魔法・罠を効果の対象に出来なくする効果も強いです。


●『惨禍の呪眼』
なし:「呪眼」モンスターが存在する場合、相手の魔法・罠を1枚対象にして破壊する。
あり:「呪眼」モンスターが存在する場合、相手の魔法・罠を1枚対象にして除外する。
そもそも発動条件に「呪眼」モンスターを要求してきて弱いけど貴重な除去札です。
ちなみに『セレンの呪眼』がある際は強制的に除外に変わるので、『封印の黄金櫃』常連の除外されることがメリットになる魔法・罠カードには注意。


●『断罪の呪眼』
なし:「呪眼」モンスターが存在する場合、魔法・罠の発動を無効にし破壊する。
あり:上の効果は無効化されなくなる。
無効化されない……うん、そうか……そうだね……。
これもそもそも「呪眼」モンスターがいないと使えないんですよね。
しかもカウンター罠なので、相手が魔法・罠を発動してきた時に無効にして破壊するだけという……。
でもまあ無効化されないのは強いなぁと思うので3枚採用してます。
初手のライスト・羽根箒はこれで防げるね!!


●『死配の呪眼』
なし:攻撃表示で特殊召喚された相手モンスターのコントロールを得る(自身のフィールド上に存在する「呪眼」モンスターより攻撃力の低いモンスターのみ)。
あり:上の効果でコントロールを得たモンスターを「呪眼」モンスターとして扱う。

この罠カードで相手のモンスターを次々と裏切り者にし、
「呪眼」リンクモンスターの素材とするんだ。

ライフポイントを殴り捨ててコントロール奪取……
プレイスタイルがもはや実質貴様のデッキなのでは?

『眷現の呪眼』が追加されるまで、基本的にリンク召喚はこの『死配の呪眼』でコントロールを得たモンスターを素材にしてねというコンセプトのデッキでした。
(ザラキエルの攻撃力2600以上を素材にするという条件も、相手の特殊召喚されたモンスターなら超えていることも多い)
ちなみに『セレンの呪眼』を装備したサリエルは普通に攻撃力が加速していってえぐいので、流石にヌメロニアスまでは無理でもライバルエースドラゴンズくらいなら多分すぐ支配できます。
ただ、いっぱい入れても事故るので1枚のみの採用にしてます。

では次に、これらのカードの効果や呪眼の死徒たちを強化する装備魔法をご紹介。


●『セレンの呪眼』
まず装備モンスターは戦闘・相手の効果では破壊されなくなり、相手の効果対象にならなくなります。
なので基本的に真っ先にこの『セレンの呪眼』が破壊に選ばれます。これはひどい。
そして、装備モンスターの効果またはこのカード以外の「呪眼」カードの効果を使う度に500ライフポイントを失い、装備モンスターは攻撃力が500アップします。
この効果は強制効果なので、残りライフが500の場合そのまま負けます(負けた)。
ちなみに『セレンの呪眼』を2枚装備させても無限ループにはなりません安心ですね。
また、墓地に落ちても1000ポイント払って他の「呪眼」魔法・罠を除外すれば魔法・罠ゾーンにセットし直すことも可能です。
この効果だけ1000ポイントなのは多分徴収人がドンさんだからです(違います)


●『ゴルゴネイオの呪眼』
この装備カードは相手と自分のライフポイント差だけ、装備モンスターの攻撃力をアップさせます。
エアーネオスのような効果なので、セレンで大量に支払った後の反撃もといワンキルで生きてくるカードですね。
なので2枚採用にしてます。
なおこちらは墓地のこのカードを除外し、手札から「呪眼」カードを1枚捨てることで、デッキからこのカード以外の「呪眼」魔法・罠カードを手札に加えることができます。

『ゴルゴネイオの呪眼』の方が攻撃力上昇が凄まじいので、ライフを減らしながらドローできるカードとして『チキンレース』『ドン・サウザンドの契約』を採用しています。
なおセレンの500ポイント支払いがキツキツの場合は『イービル・マインド』の方がおすすめです。
ちなみに『呪眼領域ーパレイドリアー』、『呪眼の死徒サリエル』のサーチ効果に『灰流うらら』を食いたくないので基本ドローソースから使っていってください。


さて、そんな【呪眼】デッキの初動とも言えるカードをご紹介。

●『呪眼領域ーパレイドリアー』
まず、このカードの発動時に「呪眼」モンスターを1体手札に加えることができます。
この効果で『呪眼の死徒サリエル』をサーチして召喚、召喚時効果で『セレンの呪眼』をサーチという流れになります。
また、『セレンの呪眼』が存在している状態で「呪眼」モンスターで発生する戦闘ダメージは相手も受けるという効果があります。
加えてフィールド上のこのカードが破壊された際に墓地の「呪眼」モンスターをリクルートすることもできるので、サリエルの③の効果でやむ追えず自分フィールドのカードを破壊する際はこれを選んでください。スタンバイフェイズにパレイドリアが残ってない?知ら管


なお、フィールド上で破壊されて効果が発動する『呪眼』魔法カードはもう一枚あります。

●『静冠の呪眼』
『セレンの呪眼』を装備した「呪眼」モンスターが相手モンスターを攻撃した時、ダメージ計算後にそのモンスターを除外できます。
……だからなんだってんだよ……感あるので1枚のみ採用。イラストが好きなんだ以上。
なお破壊された場合は除外されている「呪眼」カードを3枚までデッキに戻せます。はい。


あとはエクストラデッキですが、正直リンクReg.にも関わらず活躍できてません泣いた。

あとザラキエルさん……ちょっと小さくないですかねぇ……?
お顔がはっきり見えねえんですが???

そんなわけでリンクReg.用に組んだはずの【呪眼】デッキのご紹介でした。
【呪眼】は先日発売の『PHOTON HYPERNOVA』で新規2枚貰えたので、OCGのデッキも調整中です〜〜!

また途中で【呪眼ヌメロン】(破械も入れようかな!)なんてひらめきがあったんで、また休みの日にでも組んでみようかなと思います!!

ちなみに今回この記事を書くにあたって、一応サムネイルを書き下ろそうと思ったのですが……。
ちょっと忙しかったりご飯を食べる度お腹が戦闘破壊されたりで描けませんでした。
なのでここできったねぇラフを供養しておきます(おい)
それでは最後までご覧下さりありがとうございました!!

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