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【雑談】キャラデザ備忘録②

【雑談】キャラデザ備忘録②

こんにちは、最近いろいろとやるべきこととやりたいことが多すぎてどうもバタバタしてる湊月ナハトです。
先週土曜日は急遽星蘭さんのツイキャスにお邪魔したりでブログ書きに来れなくて、日曜日は突然キッチンの蛇口がお陀仏になりまして修理や交換してたら晩御飯が遅くなって配信出来なかったり……。


一応こんな感じに日曜日に次の週の配信・ブログ更新の予定を出しているのですが、しょっぱなから守れてなくてごめんね!!!
今日はでもブログ書きに来たから……!!

……と、言いたいところですが、お仕事の延長が掛かってしまってですね。
一枚一枚コメントをしていく方式のデッキ紹介記事は更新が難しいので……。
書くかもって言っててずっと描けてなかった『王麗花』ちゃんのキャラデザ備忘録をお届けいたします。

ちなみにいただいた星蘭さんからのキャラクター設定が以下になります。

  • 『王倫』くんの愛すべき妹
  • 故人(兄がキョンシー化させて傍に置いている)
  • マフィアのボスの妹だけど可愛い系
  • 瞳の色は緑色

このキャラクター設定で出来たキャラデザがこちらです~~!


キャラクターデザイン

ということで、早速キャラデザの由来をお話していきます~~!!

髪・瞳について

麗花ちゃんの兄である『王倫』くんも、私がキャラデザを担当させて頂いたのですが、その際に麗花ちゃんのイメージで翡翠を用いていました。
なので、瞳は星蘭さんの設定である緑色を踏襲しつつ、キョンシー姿では紫と緑のオッドアイにしています。

というのも、翡翠は宝石として親しまれている「硬玉(ジェダイト)」「軟玉(ネフライト)」があり、今回は本翡翠とも呼ばれる「硬玉(以下面倒なので翡翠とする)の方をモチーフにしています。
(星蘭さんの創作キャラであるジェイドさんと由来が同じになっちゃうけど)

そして、翡翠は鉄やクロムを含むと緑色に、鉄やチタンを含むとになるという性質があります(なのでもともとの翡翠は白色らしいです※見たことはない)。

で、緑色の信号のことを「青信号」と呼ぶように、古来では緑のことを「青」と呼んでいました。
なので「青(セイ)」と「紫(シ)」で、「生に傾くと青(緑)になり、死に傾くと紫になる」……という設定にしています。
なので、厳密にはオッドアイではなく、元々は双眸とも緑で、片目が紫に変色している感じです。

なお目を開けると完全に人外だとバレるので普段は目を閉じています。
兄も糸目キャラなのでお揃いですね。

髪に関しても能力を使いすぎたりすると、白銀の髪が段々紫に染まってくるというイメージです。
え?ナハトさんがグラデ髪好きなだけでは?って?それはそう。

髪型はキョンシーというか中華娘なので左右のお団子にしました。
でも先の設定が目立ちにくくなってしまうのと、いいところのお嬢様が全部上げてるのはちょっと合わないな……と思ったので後髪は残してます。

衣装設定

緑の部分に関しては髪や瞳と設定は同じです。
また本来(生前)の麗花ちゃんのイメージカラーは緑なので、キョンシーとしてのイメージカラーである紫に段々染まっていっている感じですね。

スカートや袖、肩部分で使用している赤褐色、組紐で使用している赤色は兄と同じく王家のイメージカラーです。
中華キャラや古代日本キャラでいっつも使うくらいには組紐がめっちゃ好きです。
ちなみに王家の紋章もこの組紐の一種である『方勝紋』を元にしています。
なので、ある意味これも家を背負っているというニュアンスになりますね。

兄ととても仲がいい妹、とのことなので……お兄さんと何かお揃いにしたいな!
と思ったので、同じ金の紐を脚に巻いています。
キョンシーの麗花ちゃんの脚ではかなり余ってしまうので、何回か巻いてかつ蝶結び……という感じです(なので兄の腰紐と長さは同じ)。

義足に関しては、右足の方が左足と比べて上手く動かないので義足にした、という設定です。
(左足も筋力はあまりないので、膝下に補強する金具を付けています)
義足ですが、一応脚は膝下あたりまではある……はず。
なので筒状の義足に脚を入れてます。
纏足にすると足が壊死したりもあるそうなのでその影響なんじゃないかな……?

なのでキョンシーの麗花ちゃんは魔力で浮いて移動するか、兄が抱えて移動します。
お兄さんが大事そうに抱えている図が見たいよね!!!!
(まああと本家キョンシーって関節曲がらんし多少はね???)

纏足は『Knight』の世界は現実の世界史でいうところの20世紀初頭(清が滅んだ頃)なので、時代背景的に時代遅れの文化・風習ですが、王兄妹の実父はやべえ奴(星蘭さん談)とのことで……。
娘をいいところ()の家へ嫁がせるためにやった……という設定になりました。

あとキョンシーにコアは必要ない(どっちかいうと東洋のゾンビみたいなもんなので)と思うのですが、『Knight』世界は西洋が舞台なので……。
札を使用して動かす人形という意味でゴーレムをイメージしてコアを採用しています。

でもゴーレムは人工生命体で意味は『胎児』……なので『死体』であるキョンシーとは在り方としては真逆の存在ですね。
ゴーレムは札の「emeth(真理)」を「meth(死)」にすると壊れるのですが、麗花ちゃんも札が燃やされたり破れたりすると駄目かも。

『勅令:尸配趕屍』術符

こちらは兄である王倫くんの回で説明していますが、キョンシーといえば額に貼られたお札ですよね。
麗花ちゃんもこの札や他の術符を使用して戦います。
キョンシーはまたキョンシーを生み出すことが出来るので兄の支配下となります。

ちなむと麗花ちゃんの技名は『普天柳紅花緑(エギル・ユレーアイト・ユグドラシル)』に決定しました。

元々の四字熟語は「柳緑花紅(りゅうりょくかこう)」で春の美しい景色のことを意味し、自然のままで美しいことの例えとして使います。
また、自然の理が備わっていることの例えとしても使われる言葉なので、「柳は紅く、花は緑に」と逆になることで摂理に反する存在であるという意味にしました。
普天は全ての天すなわち全世界の意味です。

エギルとユグドラシルは北欧神話から取っています。
というのも、翡翠を調べている時にいろんな記事を読んだりしたのですが、翡翠の化学組成は「NaAlSi2O6」で、「NaFe3+Si2O6」になると『エジリン輝石』、「NaCr3+Si2O6」になると『コスモクロア輝石』となるそうです。

そのうち『エジリン輝石』は北欧神話の白髪の神「エーギル」を由来に持ちます。
ちなみに「エーギル」は『迎え入れる者』という意味だそうで、更なるキョンシーを生み出す麗花ちゃんには合うかなと。
なのでエギル・ベルギャーとは無関係です!!信じてください!!!

ユレーアイトは『コスモクロア輝石』の別名です。
「コスモクロア」は「宇宙の緑」を意味するのでこっちを使いたくはあったけど、由来が翡翠で同じのOCGテーマ【氷水(ヒスイ)】に『氷水帝コスモクロア』が居るので別名の方にしました。


というわけで『王麗花』ちゃんのキャラデザに関する備忘録というか与太話というかでした〜〜!
お兄さんに引き続き担当させていただけて嬉しかったです。
あと翡翠について詳しくなりました(笑)

ではここまでご覧くださりありがとうございました〜〜!!

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