ということで、本日は10月15日発売の『PHOTONHYPER NOVA』よりこちらの『ヌメロン・クリエイション』について考察していこうと思います~!
発表されてから結構な時間が経ってはいますがまずは、『ヌメロン・クリエイション』の効果から見ていきましょう。
『ヌメロン・クリエイション』
通常魔法
遊戯王jpより引用
このカード名はルール上「ギャラクシーアイズ」カードとしても扱う。
このカード名の効果は1ターンに1度しか適用できない。
①:元々の攻撃力が3000以上のドラゴン族・光属性モンスターがフィールドに3体以上存在する場合に発動できる。EXデッキからドラゴン族の「No.」Xモンスター1体を特殊召喚する。その後、フィールドのこのカードをそのモンスターの下に重ねてX素材とする。
まずはカード名と所属カテゴリから見ていきます。
『ヌメロン』通常魔法だと!?と歓喜に震えた瞬間を返してほしい。
歓喜ののち、テキストを確認してあまりの発動条件に眩暈がしたと言っていた。
……はい、結論から申し上げますと、カテゴリとしては『ヌメロン』と『ギャラクシー』に属する通常魔法となります。
(※『ギャラクシーアイズ』として扱う効果外テキストを持つが、『ギャラクシーアイズ』魔法・罠を参照する効果を持つカードはないので悲しみポイント追加)
という訳でこのブログもとい管理人の私は【ヌメロン】デッキの使い手……。
なので『ギャラクシー』/『ギャラクシーアイズ』の方は他の有識者にすべて丸投げするとして……。
『ヌメロン・クリエイション』は
【ヌメロン】デッキで使えるか?
を考察していこうと思います~~!!
❶待望の新規『ヌメロン』通常魔法である
『ヌメロン』通常魔法と言うことは、
『ヌメロン・ネットワーク』から発動できるということだ。
そうです。『ヌメロン・クリエイション』も問題なく『ヌメロン・ネットワーク』の効果により、デッキから発動できる『ヌメロン』通常魔法となります。
しかし、あくまで『ヌメロン・ネットワーク』の効果として、『ヌメロン・クリエイション』の効果を発動するため、発動条件とX素材となる効果を無視することは出来ません。
よって、場に元々の攻撃力3000以上の光属性・ドラゴン族が必要です。
また、これまでの裁定的に『ヌメロン・ネットワーク』が『ヌメロン・クリエイション』の効果をコピーした場合、『ヌメロン・ネットワーク』自身が特殊召喚したXモンスターの素材となります。
なお現在のOCGで『ヌメロン・ネットワーク』から発動できる『ヌメロン』通常魔法は下記の通りです。
- ヌメロン・ダイレクト
- ヌメロン・カオス・リチューアル
- ヌメロン・ストーム
- RUM-ヌメロン・フォース
- RDM-ヌメロン・フォール
- ヌメロン・クリエイション
これまではいわゆるドン・サウザンドが使用した『ヌメロン』カード、遊馬が使用した『ヌメロン』カードの2種類に分かれていましたが、この度『ヌメロン・クリエイション』が「ギャラクシー」系の『ヌメロン』カードとして第三勢力として参加することになりました。
ちなみにRUM/RDMの2枚に関しては、【希望皇ホープ】と【ヌメロン】は割とシナジーがあり、ファンデッキではあるものの、そこそこの強さを保ってくれるデッキとして活躍してくれています。
いやー、そこに「ギャラクシー」系の『ヌメロン』カードを混ぜるのは流石にドラゴン族いないし無理難題が過ぎる。
ということで、今回は別の視点でデッキを考えていきます。
❷他の『ヌメロン』カードも使いたいテーマは?
残念ながらいわゆるドン・サウザンドの『ヌメロン』カードの【ヌメロン】デッキに単純に採用できるカードではないので、ここは敢えて一度他の『ヌメロン』カードに着目します。
私が今回着目したカードはこちら。
『RUM-ヌメロン・フォース』になります。
再録も去年トーナメントパックに入っただけなので、ご存じない方の為に紹介しておくと効果は以下の通りです。
『RUM-ヌメロン・フォース』
通常魔法
①:自分フィールド上のXモンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターと同じ種族でランクが1つ高い「CNo.」モンスター1体を、対象のモンスターの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。その後、この効果で特殊召喚したモンスター以外のフィールドの全ての表側表示のカードの効果は無効化される。
いわゆる「CNo.」にカオス・エクシーズ・チェンジするための『RUM』ですね。
シニューニャなどカオス体も重ねてX召喚が主流の今、『RUM』を使用してのランクアップは正直アド損ですが、『RUM-ヌメロン・フォース』は後半の全てのカードの効果を無効にする効果が強いです。
(あまり知られてない効果なのかMDで無効化に気づかずバチバチすることが多いくらいには)
【ホープヌメロン】では、もっぱら『CNo.39希望皇ホープレイ・ヴィクトリー』を召喚するために使用してます。
……という与太話は置いとくとして。
「CNo.」へのランクアップに使用できるので、【希望皇ホープ】以外のゼアルテーマでも使用することができます。
(今回ともに収録される『CNo.62 超銀河眼の光子龍皇』は『No.62 銀河眼の光子竜皇』と同じランク8なため使えないですが……。)
なので、自然と大型ドラゴンが多く『RUM-ヌメロン・フォース』も率先して使用したい【タキオン】デッキには『ヌメロン・ネットワーク』ともども採用するのはありじゃないかなと思います。
特に『No.100ヌメロン・ドラゴン』を復活させる三龍のうちの1体である『No.107銀河眼の時空竜』も『CNo.107超銀河眼の時空龍』も元々の攻撃力3000以上の光属性・ドラゴン族であり、『ヌメロン・クリエイション』の発動条件を満たすことが出来ます。
(※『RUM-ヌメロン・フォース』を『ヌメロン・ネットワーク』から発動した場合、『ヌメロン・ネットワーク』自身の効果も無効となるので注意)
……ミザちゃんがあのままドン・サウザンドをボッコボコにした未来と言うことでここはひとつ。
復活したと思ったらボコボコにされて『ヌメロン・ネットワーク』盗られた……。
『ヌメロン』は便利な出張パーツとして見做されているからな、正直。
なお【タキオン】はランク8軸のデッキ。
つまり【8軸ヌメロン】を見直せば、ドン・サウザンドの『ヌメロン』カードを主流に採用するデッキでも活躍できる……!?
❸【8軸ヌメロン】に採用できるか?
【8軸ヌメロン】のレシピに関してはこちらからどうぞ(MDのフェス用ですが)
今現在のメインデッキだと正直光属性・ドラゴン族がいないため厳しいです。
なので、まずは【8軸】のメインエンジンを変更します。
そういえば、この間【8軸】に【青眼】を採用できないかと悩んでいたな。
そうです。
マスターデュエルで新規実装されたことでもおなじみ、『ブルーアイズ・ジェット・ドラゴン』と『竜の霊廟』、『青眼の白龍』の出張パーツの採用を検討していました。
というのも、『竜の霊廟』で『青眼の白龍』さえ墓地へ落としておければ、『ブルーアイズ・ジェット・ドラゴン』はポンポン特殊召喚できるレベル8だからです。
しかも奇跡的に(?)『ブルーアイズ・ジェット・ドラゴン』も『青眼の白龍』も光属性・ドラゴン族であり、攻撃力3000と『ヌメロン・クリエイション』の発動条件を満たすことが出来る!
また、『青眼の白龍』チラ見せドラゴンでおなじみ『青眼の亜白龍』もドラゴン族・光属性・レベル8の特殊召喚しやすいモンスターであり、墓地で『青眼の白龍』として扱われるという申し分なさも兼ね揃えています。
なので、基本エンジンを【青眼】に変更しつつ、EXデッキもランク8の光属性・ドラゴン族へ変更することで『ヌメロン・クリエイション』採用型【8軸ヌメロン】も視野に入ってくるかなと思います。
【青眼】以外にも、機械族(ヌメロン門や『惑星探査車』)/悪魔族(ヌメロン・ウォール)/ドラゴン族と種族がばらけやすいので『アークネメシス・エスカトス』あたりもおすすめですかね。
❹『ヌメロン・クリエイション』で出すXモンスターは何がいいか?
最後に『ヌメロン・クリエイション』を発動できた場合、何を召喚するのが良いかを考えます。
まあここはイラスト通り『No.100ヌメロン・ドラゴン』でしょ!
……といってしまえばそれまでなので他のモンスターも検討します。
個人的にヌメドラ以外で良いかなと思ったのは下記の2枚。
- No.71 リバリアン・シャーク
- No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon
まずは『No.71リバリアン・シャーク』から。
効果としては墓地の「No.」を蘇生し、自身の素材を1つそのモンスターに渡す効果と、墓地へ送られた際に「RUM」をデッキの一番上に置く効果を持っています。
このカードを選んだ理由は、ミザエルデッキなどで採用しづらいランク3のXモンスターでありつつも、『RUM-七皇の剣』の発動を補助してくれる効果を有しているからです。
【タキオン】で『ヌメロン・クリエイション』を採用する場合、ピンで入れておくと蘇生も「RUM」のサーチも出来てお得かも。
『No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon』は、ランク9で効果が面白いのになかなか採用しづらいモンスターなので選びました(雑)
盤面をリセットする効果もなかなか強力で、X素材を持っている場合には自己蘇生効果とパンプアップ効果を有しています。
【8軸ヌメロン】に『ヌメロン・クリエイション』を採用する場合、『CNo.1ゲート・オブ・カオス・ヌメロン-シニューニャ』の効果、『アークネメシス・エスカトス』の召喚コスト、そのほかランク8に繋げるための『機巧蛇-叢雲遠呂智』など、除外ゾーンにカードが溜まる可能性が高いので、③・④の効果でなかなかの打点を確保できそうかなと思います。
❺結論・まとめ
結論からいうと、『ヌメロン・クリエイション』自体がすっごい使いにくいカードです。
なおかつ効果外テキストで「ギャラクシーアイズ」としても扱うともある通り、【ヌメロン】に入る新たな『ヌメロン』通常魔法でないのは確かだと思います。
ですが、【タキオン】への『ヌメロン』カードとしての出張ギミック化や、【青眼】などと組み合わせることで『ヌメロン・クリエイション』採用型の【8軸ヌメロン】というビジョンも見えてきました。
『PHOTONHYPER NOVA』発売日の「遊戯王の日」には、No.1~No.100が載ったデッキケースが抽選で貰えるなど、【ヌメロン】ファンとしては待ち遠しい限りです。
『PHOTONHYPER NOVA』の発売日までまだ2週間以上ありますので、デッキレシピは発売日までにどうにか練り上げていく予定です。
完成した際は追ってまたこのブログでお伝えできたらなと思っております。
それでは今回のお話はここまでとさせていただきます。
お付き合いいただきありがとうございました~~!!
デッキケースでまた我の『No.1000』だけがハブられたらどうしようかと。
『No.101』~『No.107』も君の呪いの「No.」なのだから、
あの7枚もハブられていても君だけがハブられているのは変わらないのでは?
公式のドン虐(※ドン・サウザンド虐待)は堪んねーな!!(小声)